黒川歯科医院

 

 

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歯ミガキティッシュ



 これまで、歯みがきは歯ブラシ中心でした。しかし、これからは口の中(口腔内)全体 


歯はもちろん歯以外の歯肉全体(前側、内側)、口蓋(こうがい)(口腔内の天井部分)、


頬(きょう)粘膜(ねんまく)(頬の内側粘膜)、口腔(こうくう)前庭(ぜんてい)部(上下の歯肉と

頬粘膜の間の溝)、舌も磨きの対象になります。


その仕方と特徴を少しご説明します。歯ブラシが得意という人は歯以外をきれいにするつもりでお願いいたします。


仕方と特徴 キーワード・確認作業・触覚(舌尖と指の腹)口腔内細菌の総量規制・歯肉の
 
マッサージ
 

1. まず、舌先で歯全体をなめてツルツルかどうかを確認する。

歯みがきの目的は歯をツルツルの状態にすることですから、事前の確認が大切

ところで、歯ブラシで強く歯を磨くと、歯自体も少しずつ削れてしまいます。

ティシュだと強くこすっても大丈夫。


2. 人さし指にティシュを巻いて、ティシュがズレないようにしっかり親指と中指で固定する。

これを口の中に入れて指の腹でできるだけ強く歯をこする。人差し指以外の左右どの指でもよい。

雑巾(ぞうきん)がけをする。


3. こするたびにベロ先でツルツル状態の確認する。

すぐにツルツルになるはずです。舌先も指の腹も大事な触覚器官です、最大に利用しましょう。
 

4. つぎに歯肉(表も裏も)を強くこする。

このことによって歯肉のマッサージ効果と新陳代謝促進効果で、歯肉の健康 を取り戻します。

そして、指の腹の感覚で歯肉や骨や歯の異常を早く発見することができます。

 たとえば 口腔ガンの早期発見


5. つぎに口蓋部(口腔の天井部分)を同様に指の腹で強く拭き取る。


6. つぎに口腔前庭部(歯肉と頬粘膜との間の溝)上も下も拭き取る。
 

7. つぎは頬粘膜を外側に押し拡げながら強く拭き取る。

左右をやってください。このときそれぞれの中央付近で、口角部を指で強く引っ張ったまま止めます。

そして口唇を強くしぼめて、ゆっくり5つ 数える。

口周囲や顎周囲の筋肉の運動になるため、重力による下垂、たるみを防止する。

美容効果 や 誤嚥性肺炎予防、ムセ防止にも効果を発揮
 

8. 最後に舌苔(ぜつたい) をゲーとならない程度に強めにきれいに拭き取る。

舌全体です。そしてティシュの汚れの色を必ず目で確認する。

汚れのほとんどがバイ菌ですから口の中がすっきりすると思われます。

色のついた食事ではその色が付く場合があります。

たとえばカレーライスや青汁。


9. 入れ歯をご使用中の方は最後に 入れ歯 全体をこすってキレイにみがく。

入れ歯もバイ菌の繁殖しやすい保菌室です。清潔に保ちましょう 

このあと歯ブラシや歯間ブラシなどでティシュでは届かないところをキレイにみがく。


これで 口腔清掃が徹底 される筈です。

口腔内の バイ菌の総量が確実に激減します。バイ菌やその代謝物を口の外に出してしまうのですから。

 ご存じのように手の指の腹と舌の先は 優秀な触覚センサーです。
 
指折りの感覚器・触覚です。これを役に立てない手はありません。
 
この両方を歯ミガキにフル活用して口腔内をキレイに保ちましょう。

このようにすることで歯ブラシのみのときよりも、はるかに口腔内は細菌の少ないキレイな環境になりす。

口腔内がスッキリさわやかになりますから虫歯、歯肉炎や歯周病、口臭 予防 に役立つことになります。

さらには、 山本仮説?(川の流れ仮説)によると消化器や呼吸器などの病気の予防や治癒につながると
 
思います。

ポリープや潰瘍 の予防や治癒効果です。しいては恐ろしい消化器のガンなどの予防にもつながると思わ
 
れます。

そして、大切な 山本うがい も忘れないでください。この二つは歯ブラシとともに口腔内をキレイに保つため
 
車の両輪 です。

病(やまい)は口より入り、禍(わざわい)は口より出(い)ず。」の ことわざ通りのことが私たちの体の中で
 
起こっています、

いつも出来るだけ 口 をキレイにしましょう。

                              山本 共夫


 

 

 


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